これは人格の話ではなく、守備位置とボールの話です
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最近、「犬式組織論」というものを考えている。
人間の組織には、ときどき「人間として普通に対話できるモード」と「縄張り・威嚇・防衛本能が前面に出るモード」が混在している。
厄介なのは、一人の中に両方がいること。
普段は普通に話せるのに、担当範囲や面子や権限に触れた瞬間、
「それは私の守備範囲ではありません」
「そちらの担当では?」
「まず別のところに確認してください」
と、突然ボールを取りに行かなくなる。
内野でお見合いしている間に、バッターランナーは二塁、三塁へ。そして失点。
なので対策は、犬を人間に改造することではない。
重要なボールを犬の守備範囲に飛ばさない。
多少遅れても問題ないボールなら犬に取らせる。
必要なら守備位置を変える。
場合によってはDHにする。
犬を見下しているわけではない。
犬は犬として愛すればいい。
ただし仕事では、人間同士の対話が成立すると助かる。
なお、私はバウリンガルを持っていない。