てのりぐま(bamboo)日記

サイエンスとテクノロジーをこよなく愛する。

生命保険の更新タイミングで保障内容を見直し、安くなった分を塾とか習い事の増量に使った話。

たしか10数年前、子どもが中学生ぐらいのタイミングでしたか、当時かけていた生命保険が満期になり更新するとしたら月払いで3倍になると聞いてびっくりし、真面目に調べたのでした。もともとの生命保険でカバーされていた保障は、自分の死亡保障と、家族へ3000万だったか5000万だったか、あと自分と妻の入院特約とか通院特約とか。

 

何を保障すべきなのか、何が公的制度で支援されるのか、それでも自分たちに足りないのは何か、そういったものをひとつひとつのケースについて検討し、最終的には家族で合意を取った記憶があります。更新にあたっては、保障すべき問題を以下3点に絞り、それぞれにあう保険を再調達しました。

・自分が死んだあと、妻が年金をもらうまでの間の家族3人の毎月の生活費およびこども2人の教育費→当時の結論は、逓減型の収入保障保険を新規契約

・自分が死んだときの葬式費用→当時の結論は、終身保険のみ継続。特約や掛け捨て部分はすべて更新せず

・病気になった場合の入院費→当時の結論は、妻のみ終身医療共済に新規加入

自分は糖尿病持ちなので、カタカナ生保やひらがな生保合計3社から個別にヒアリング、同じ条件で見積していただいたにも関わらず、掛け金は2~3割異なりました。見直し前後で保障を維持しながら以前より掛け金を下げられた記憶があります。当時浮かせた金額は、子どもたちの塾とか習い事の増量に突っ込みました(笑)

 

毎月の生活費の保障を考えるのは、当時妻がつけていた家計簿データが役に立ちました。こども2人の教育費に関しては、文科省などの統計データから私立進学を前提に求めました。これを妻が65歳になるまでのExcel表を作ってデータを入れていけば、いつ自分が死んだらいくら必要になるかが見える化できます。あとは妻がいくらくらいパートできるかの予想値でもって保障を少々減額しました。

あとは、自分か妻が病気になって子どもたちに迷惑が掛からないためにどれくらいの保障が必要なのか、生命保険の統計などをしらべて、何の病気だと平均どれくらい入院してるとか、国からの医療高額医療費補助はいくらあるからとか、先進医療特約は確率的に不要であるとか調べきって、見える化しました。結果、妻だけ生命共済をかけることにしました。自分の分は入らないことにしました(糖尿病持ちの入院保障系はコストパフォーマンスが悪すぎます。貯蓄に回した方が良き)。

あと、家を買う人は、自分が死んだらローンがちゃらになる団体信用生命保険への加入は必須なんだろうなあと思います。蛇足になるけど、当時、更新の設計書をもってきた漢字生保のおばちゃんは、とんでもない設計書(こちらのお宝終身保険を解約し、会社側丸儲けの提案書)を持ってきたことを付け加えておきますね。更新の場合は告知義務不要なのでその1点だけこちらのメリットになります。

 

<当時調べたこと・考えたことのメモ>

調べ方の参考としてどうぞ。(商品自体は今の方が良い種類のものが売られていると思います。)

tenoriguma.hatenablog.com