てのりぐま(bamboo)日記

サイエンスとテクノロジーをこよなく愛する。

情報収集の新たな手段:AIプロンプト。

最近のAIの進化は素晴らしいですね。
てのりぐまさんが直近いろいろ書いてた情報の探し方、たとえば

tenoriguma.hatenablog.comとか

tenoriguma.hatenablog.com

みたいなことを最初からぐりぐりやらなくても、AIにまるっと聞いてしまえば下調べくらいの情報(とキーワード)がでてくることがわかりました。
たとえばいろんなAIに「XX高校の募集要項(URLを指定する)から、初年度にかかる費用や次年度以降にかかる費用をまるっとおしえて」みたいなプロンプト投げて聞くことで、必要最低限の回答があつまります。グーグルのGemini、マイクロソフトのCopilot、OpenAIのChatGPTについて、(出てくる回答がそれぞれ微妙に違っていますがそれはまあそんなものとして、)完全な信頼はできないけど他の情報を精査するためのキーワードを集めたりあたりをつけるという観点(仕事でいえば壁打ちみたいなもの)で充分使えると思います。
科研費をたくさんとっている研究室がないか、みたいなのも「大阪近郊の大学で機械工学の研究室で科研費をたくさん得ていて独自の研究を行っているところを河合塾の偏差値で45から55までの間で5つ挙げてください。」なんて投げるとこれも回答がでてきます。近大とか広島や和歌山にキャンパスがある学部でも東大阪にあるのと勘違いして回答してくるAIもありますが、2年前とは回答レベルが雲泥の差で大分ましになってきているのでこれからはもっともっと私たちの情報収集の手足になってくれるのだろうと感じました。
プロンプトに入れる言葉は、できるだけ正式な文書名とか、正しい用語、正しい概念で表現されていると良いのでしょう。こちらとしては同じ内容を聞いているつもりでも、プロンプトの中身(質問の書き方)によって回答が違っているように見えます。(雑にきくと雑な回答になっているような気がします。)
皆さんもいろんなAIでもっていろいろな形で質問してみて比較してみてください。てのりぐまの意見としては、(最後は原典にあたってくださいねというところは変えませんが、)AIは調査の時短に使えると感じました。